高学年の読み聞かせガイド

小学校高学年の読み聞かせにおすすめの絵本情報サイト

【卒業】高学年の読み聞かせにおすすめの絵本

いよいよ卒業を間近にひかえた6年生には、これからの中学生活に向けて、そしてその先の未来に向けて、はなむけになるような絵本を読んであげたいですね。

わたしは子供たちひとりひとりが、「誰かに大切にされている」「必要とされている」という実感をもって生きてほしいと思っています。その思いをそのまま言葉にするのは少し照れくさいので、絵本をとおして子供たちに伝われー!と思いながら読んでいます。

ここでは、そんな卒業の時期にぴったりな高学年の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。

あなたがうまれたひ

所要時間5分
赤ちゃんの誕生は、家族だけでなく太陽や月や地球など自然界すべてから祝福されています。赤ちゃん誕生の喜びを謳いあげたこの本を子どもといっしょに読んでください。

引用元:絵本ナビ

小学校卒業という節目をまえに伝えたいことは、「あなたがうまれてきてくれてよかった」ということに尽きると思います。この絵本はそのシンプルなメッセージを、わざとらしくなくそっと伝えてくれる。はなむけの1冊にぜひ。

はじまりの日

所要時間3分
"ボブ・ディランの名曲『Forever Young』に、詩人アーサー・ビナードの訳詩と、新たに爽やかな絵が加わって、希望あふれる絵本になりました!『Forever Young』は、1974年に発表されてから老若男女にうたわれてきた、子どもを思うあたたかな名曲。これまで正式な日本語訳がなかったこの曲を、アメリカ生まれの日本語の詩人アーサー・ビナードが歌える日本語訳にしました。ロックの歴史的名曲と絵本の新しい出会いを味わえる絵本。

引用元:絵本ナビ

なんとなんとノーベル文学賞を受賞することになったボブ・ディラン。子供たちへのあたたかく、力強いメッセージにあふれた絵本です。応援する気持ちをこめて。

ルリユールおじさん

所要時間7分
たいせつにしていた植物図鑑がこわれてしまった、パリの少女ソフィー。 本をなおしてくれる人がいると聞いて、ルリユール(製本職人)を訪ねる。 本への愛情と、時代をこえてつながる職人の誇りを描いた傑作絵本。 講談社出版文化賞絵本賞受賞作。

引用元:絵本ナビ

大好きないせひでこさんの絵本。少しずつ自分の将来について考え始めるであろう子供たちに読んであげてほしいです。ルリユールおじさんの仕事への誇り。ソフィーとのあたたかな交流。子供たちにもこんな素敵な出会いがありますように。

あさになったのでまどをあけますよ

所要時間3分
なにげない日々の繰り返しの中に幸せがある 新しい1日をむかえるために窓をあける子どもたち。なにげない日々の繰り返し、その中にこそある生きることの喜びを描いた絵本。

引用元:絵本ナビ

荒井良二さんの絵本の中でも一番大好きなのがこれ。代わり映えのない毎日の中で、退屈だなぁと思うことがあるかもしれない。ここではないどこかに憧れる気持ちもよくわかる。だけど、このいつもの毎日がくりかえされることの尊さだけは忘れないでほしいなと思います。

夢はどうしてかなわないの?

所要時間15分
『なぜ?どうして?』シリーズ150万部突破の大野正人が子どもたちに贈る絵本シリーズ。「夢」を叶えるために必要な「こころの力」、それを得るために倒さなければいけない「悪魔」を紹介しながら、夢はずっと描きつづけるもの、叶うものと夢を持つ大切さを伝えます。

引用元:絵本ナビ

夢についてとても正直に真摯に語られている絵本です。「夢なんてかなわないよ」という内容ではありません。もちろん「夢をみつづけていればいつかかなう」という内容でもありません。かなわない夢もあるということもきちんと語られている。わたしはそこがとても好きです。卒業を前にしたちょっぴり大人になった子供たちにぜひ読んであげてほしいです。

【自分を好きになる】高学年の読み聞かせにおすすめの絵本

思春期の入り口に立つ高学年の子供たちは、だんだん「自分」というものを意識しはじめて、今まで気にならなかったようなことや、大人からしてみれば些細なことが気になって気になってしかたなくなるようです。友達や親との関係の中で、「どうして自分はこうなんだろう」と思い悩んだり、人のことがうらやましく思えたり、自分に自信がもてなくなってしまうときもあるかもしれません。

ここでは、そんな彼らにぜひ読んであげたい、高学年の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。

ウエズレーの国

所要時間10分
ウエズレーは夏休みの自由研究で一念発起。新種の作物を育て、新しい文字や数の数え方を考案、自分だけの特別な文明を創り出す。

引用元:絵本ナビ

みんなと一緒が安心。みんなと一緒じゃない人は変。子供たちの世界ではおうおうにしてそれが正義(のように感じてしまう)になります。でもウエズレーは違う。ウエズレーのあっぱれな夏休みをぜひたくさんの子供たちに知ってほしいです。

ストライプーたいへん!しまもようになっちゃった

所要時間10分
ほんとうは好きなのに、みんながリマ豆を嫌いなので、食べたいのを我慢しているカミラは、まわりにどう思われているのか気にしてばかり。 そんなカミラの体が、ある朝とつぜんしまもように!

引用元:絵本ナビ

子供だけでなく大人だって「人からどう思われるか」って気になりますよね。でも、そればっかり気にしていてもしかたない。そんなメッセージがこめられた絵本です。

やまあらしぼうやのクリスマス

所要時間7分
お母さんになったら一年中読んでほしい母と子の心の絵本。 「ぼうやはおかあさんのこころのひかり」

引用元:絵本ナビ

かなり賛否両論わかれる絵本なのですが、わたしは小さい頃からとても好きです。なぜだろうと考えてみると、わたしもやまあらしぼうやのような扱いを受けてきたからかなぁと。子供たちの振る舞いは確かに残酷でとてもひどいのですが、やまあらしぼうやには誰よりも自分を思ってくれるお母さんがいます。いいなぁって思います。

かえるくんはかえるくん

所要時間10分
あひるさんのようにとべなくても、こぶたさんのようにケーキが焼けなくても、かえるくんにはかえるくんの、すてきな魅力があるのです。

引用元:絵本ナビ

小さい本なので少人数のクラス向けです。人とくらべたとたん、自分がちっぽけに見えてくること、大人のわたしにもよくあること。あなたはあなたのままでいい。1回ではなく、ずっと伝え続けたいメッセージです。

じぶんだけのいろ

所要時間3分
可哀相なカメレオンは一つの悩みを持っていました。どうして他の動物のように、自分の色がないのだろうか? 行く先々、周りの環境で色が変わってしまう・・・

引用元:絵本ナビ

自分の良さや、自分のかけがえのなさに、自分ひとりで気づくことはとても難しいです。それを気づかせてくれる存在のありがたみを感じる絵本です。

【戦争と平和】高学年の読み聞かせにおすすめの絵本

わたしが小学生のころは、夏休み中に何度か「登校日」というものがありました。そして、その中の1日は「8月9日」と決まっていました。長崎に原爆が落とされた日です。(地域によっては、8月6日だったり、15日だったりするかもしれません)

その日は、戦争について、そして平和について、みんなで考える平和授業が行われました。

いま子供たちが通っている学校では、そのような取り組みはありません。国語の授業で「ちいちゃんのかげおくり」や「ひとつの花」など戦争を題材にした作品を学ぶくらいのようです。

戦争を知らないわたしたち親世代ができることはなにか?わたしにできることはなにか?と自問しながら、わたしは絵本をとおして平和の尊さを伝えていきたいと思っています。

ここでは、そんな本の中から高学年の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。

せんそうしない

所要時間2分
谷川俊太郎の言葉で語られる戦争への思い、江頭路子の絵の透明な生命力。 人間の知恵はどこにあるのかを、静かに問いかける絵本。

引用元:絵本ナビ

とてもシンプルな詩です。そして、とても美しい絵です。ぜひ読んであげてほしいです。

えんぴつびな

所要時間7分
わたしの宝物は、ちびた鉛筆で作ったおひな様。疎開先で、あばれん坊のシンペイちゃんがくれたものです。でも三人官女の約束をした晩に、シンペイちゃんは空襲で死にました…。

引用元:絵本ナビ

戦争の残酷さをたくさん語るよりも、戦争によってもたらされる別れの悲しみや虚しさ、やるせなさを伝えるほうが、平和を願う気持ちにつながるような気がします。

いわたくんちのおばあちゃん

所要時間10分
家族で、そして学校で。子どもたちといっしょに読み、考えてください。4年生の男の子の目を通して平和と家族の尊さを描く1冊の本。……実話に基づくお話です。

引用元:絵本ナビ

長めのお話なので時間をとってゆっくりと読みたい本です。途中、とてもつらい描写がつづきます。読むのをためらう場面もあるのですが、はまのゆかさんのあたたかい絵が包み込んでくれる。そして最後は胸があつくなって涙をこらえるので精いっぱいになってしまいます。

せかいいちうつくしいぼくの村

所要時間10分
小さなヤモは戦争にいったにいさんのかわりに市場へさくらんぼを売りにでかけます。戦争の中でも明るく力強く生きる人々を描く。

引用元:絵本ナビ

戦争のなかでの人々の暮らしが描かれているにもかかわらず、小林豊さんの絵があまりにも美しいせいか、どこかほのぼのとしたのどかさまで感じてしまいます。ですが最後にどーんときます。その衝撃をきちんと衝撃として受け止められる高学年で読みたい絵本です。

のばら

所要時間9分
二つの国の国境をそれぞれ守っている年寄りと若者の兵隊は、 ふとしたことで仲良くなった。戦争が起きて敵同士になった二人は……。

引用元:絵本ナビ

淡々としたお話なので、低学年の子供たちにはつまらなく感じてしまうかもしれません。高学年の子供たちはどう感じるでしょう?

【食べ物】高学年の読み聞かせにおすすめの絵本

子供のころ、好きなものを好きなだけおなかいっぱい食べるのが夢だったわたしは、いまでもおいしそうな料理がでてくる絵本が大好きです。そのにおいや音まで聞こえてきそうな絵本は、読み聞かせにもとてもおすすめ。子供たちにもひそかに人気があります。

ここでは、そんなおいしそうな食べ物がでてくる本の中から高学年の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。

ひみつのカレーライス

所要時間7分
カレーライスを食べていると、口の中から種が出てきた。種をうめると、やがて芽が出て…。おいしいカレーの香りが、ただよう絵本。

引用元:絵本ナビ

低学年から高学年まで幅広くウケるのがこの絵本。月並みですが、これを読むとカレーライスが食べたくなります。多分、子供たちも(笑)

おひさまパン

所要時間5分
おひさまがかくれてしまった町。寒くて暗くて、色もなくなってしまいました。「それなら私がおひさまパンを焼きましょう」とパンやさんが金色に輝くパンを焼くと・・・。

引用元:絵本ナビ

絵がほのぼのとしていてとてもかわいいです。そしてなにより、おひさまパンがとてもとてもおいしそう!おいしいものには力がある。おいしいものは人を笑顔にしてくれる。そんなことを思う絵本です。

ゼラルダと人喰い鬼

所要時間10分
森の少女ゼラルダは、お料理が大すき。ある日、町へお使いにいくとちゅう、おそろしい人喰い鬼とばったり出あうが、あんまり腹ぺこだった鬼はたおれてしまう。かわいそうに思ったゼラルダは…。すてきなお料理がいっぱい登場。国際アンデルセン賞受賞作家の傑作絵本。

引用元:絵本ナビ

終始不気味な雰囲気がただようお話ですが、ゼラルダがつくる料理がかなりのクオリティで(食べたわけじゃありませんが)とてつもなくおいしそう!そして料理名のわけわからなさがおもしろい!おそろしさと豪華な食事のギャップがなんとも言えない後味の絵本です。

ふしぎなおきゃく

所要時間7分
評判のラーメン屋とんちんけんに、いつもやってくる不思議なお客の正体をめぐるお話。1981年の名作を新装改訂して復刊しました。

引用元:絵本ナビ

ザ・昭和の雰囲気がただようとんちんけんでラーメンが食べたくなることうけあいです。細部まで描き込まれた絵がとってもすてき。そのすてきな絵は、「ふしぎなかぎばあさん」の絵でもおなじみの岡本さん。岡本さんの料理の絵はほんとうに、ほんとうに、おいしそうなんです!

ジャイアント・ジャム・サンド

所要時間6分
むんむん、むしむし、暑い夏のある日、4百万匹の蜂の大群がチクチク村に飛んできた。これは大変! ピクニックもめちゃくちゃ、お百姓さんも逃げ出す。ブンブン、ワンワン、ウォンウォン、チクッ! 村じゅう蜂だらけで大騒ぎ。村の人たちは集まって、どうしたらいいか話し合った。

引用元:絵本ナビ

リズミカルでとても読みやすい文章なうえに、展開がおかしすぎて教室がどよめく絵本。おおきな食べ物が出てくる絵本はだいたいおもしろいものが多いですが、このジャイアント・ジャム・サンドは壮大かつ奇想天外で特におもしろいです。

【友達】高学年の読み聞かせにおすすめの絵本

子供たちには「友達を大事にしなさい」っていうけれど、友達を大事にするってどういうことなんでしょうね。

仲良くするってどういうこと? 嫌いな子とも仲良くしなくちゃいけないの? ひとりでいたほうが楽なんだけど…

友達ってむずかしいです。でも、やっぱり友達はいたほうがいいなと思います。

だんだん友達関係が複雑になっていく高学年の子供たちだからこそ、友達をテーマにした絵本をたくさん読んであげたい。おしつけがましくないように、さらっと。

ここでは、そんな友達をテーマにした本の中から高学年の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。

泣いた赤おに

所要時間15分
人間と仲良くなりたいという赤おにの願いを助けてくれた青おにでしたが?。まごころの大切さを感動的に描いた名作の愛蔵傑作版。

引用元:絵本ナビ

読み聞かせの時間からだいぶオーバーしてしまうので(子供たちの学校では10分間と決まっています)、普段はなかなか読めないのがとても残念。我が家の次男は、この本を読むと青鬼に対する不満でいっぱいになります。もやもやしたものが残るという意味でも、高学年の子供たちにぜひ読んでおきたい1冊です。

きみなんかだいきらいさ

所要時間4分
いつも仲良しの友だちと今日は大げんか。 もう口なんかきいてやるもんか、と思ったけれど、やっぱり気になって仕方がない。 劇的な構成で子どもの心理を的確に描いています。ロングセラーです。

引用元:絵本ナビ

この本を高学年クラスで読むと、小さい頃の自分たちをみているような気持ちになるのかクスクスと笑いがおきます。同じレベルの子もちらほらいますが(笑)でもこうやってけんかができるのって、実はとても幸せなことなんだよって思います。

しんせつなともだち

所要時間4分
食べる物のない雪のある日。1つのかぶが、うさぎからろばへ、ろばからやぎへと、友達への思いやりの心をのせて届けられていきます。ぐるぐる話の傑作です。

引用元:絵本ナビ

こっくりとした絵がとてもかわいいお話です。絵の感じからてっきりロシアのお話かと思っていたのですが、中国の民話がもとになっているお話だそうです。日本のおはなしでいうと、「どうぞのいす」みたいなお話。安心して読めます。

としょかんライオン

所要時間13分
いつも静かな図書館にライオンが現れ、みんな大あわて。でもお行儀のいいライオンは、すぐにみんなと仲良しに。ところがある日…。深い感動を呼び世界中で話題の絵本。

引用元:絵本ナビ

これも長いお話なので普段は読めません。でも、じんわりとあたたかいお話なので、長めのおはなし会のときに選ぶことが多いです。みんながみんな最初から心をひらけるわけではないけれど、心をひらくかひらかないかを決めるのはいつだって自分。そんなことを思いながら読みます。

いつだってともだち

所要時間10分
ボク、がんばるっ!!元気になる3つの方法! 大好きだった親友が引っ越してから、さびしくて元気のなかったピンクの子象ベノが、森の賢者フクロウから教えてもらった「元気になるための3つの方法」とは?

引用元:絵本ナビ

友達がいなくなってさみしい気持ちをどうしたらいいか?超具体的なアドバイスをしてくれるフクロウがすてきです。そして素直にがんばるベノもいい。ぜひ子供たちにも伝えたい、読んであげたい絵本。

【冬の絵本】高学年の読み聞かせにおすすめの絵本

冷たい風が身にしみる冬。寒い季節だからこそ、心があたたまるようなお話を選んで読んであげたいと思っています。クリスマスにお正月、冬は子供たちが待ち望んでいるイベントがいっぱい。クリスマスやお正月にまつわる絵本を読むのも、この季節ならではの楽しみです。

ここでは、そんな冬の絵本の中から高学年の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。

おだんごスープ

所要時間10分
ひとりぼっちになったおじいさんは、はじめておだんごスープをつくりました。スープができたとき、ドアの外で小さな足音がしました。

引用元:絵本ナビ

冬といえばあたたかいスープ。さみしい気持ち、悲しい気持ちでいっぱいのとき、あたたかいスープで気持ちがすんと落ち着くことってありますよね。

手ぶくろを買いに

所要時間10分
冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、母狐は手袋を買ってやろうと思います。黒井健の情感豊かな絵で表現された南吉の世界。

引用元:絵本ナビ

新美南吉さんのお話の中でもこのお話は特に有名です。黒井健さんの絵がとても美しく、とても優しい。子供の頃、わたしはこのお話を読むと少し怖いような、心がすうすうする感じがして落ち着かなかったのを覚えています。そんな気持ちも大切な気持ちなんだなと、今はしみじみと思います。

急行「北極号」

所要時間10分
クリスマス前夜、サンタを信じる子だけが体験する不思議な旅を描いた絵本。コルデコット賞受賞作。 サンタクロースを待つ僕のもとに現れたのは白い蒸気に包まれた汽車、急行「北極号」。僕はその謎めいた汽車に乗り込み、クリスマス前夜の幻想的な旅が始まる。森を抜け荒地を抜け、山を越えて汽車は北へ北へと進み…。

引用元:絵本ナビ

(表向きは)サンタクロースを信じていない子が大半を占める高学年。でも実は心のそこでは信じていたいなぁっていう子もいるんですよね。その気持ちはその子だけの宝物。誰がなんと言おうと大事にしてほしい。そう思いながら、クリスマスの時期になるとこの本を手に取ります。

賢者のおくりもの

所要時間7分
●永遠の名作をあなたに――● 「おくりものをやりとりする 人びとの中で、このふたりのような人こそ 最高の賢者」 クリスマスにぜひ読みたい オー・ヘンリーの傑作 クリスマス前日、貧しい夫婦は互いに大切なものを売り、愛する人への贈り物を手に入れます。冬に読みたい傑作を美しい絵で贈ります。 『さいごの一葉』と並ぶ、オー・ヘンリー不朽の名作です。“相手を思う最高のおくりものをする2人のような人こそが賢者”という原作者らしいメッセージ性の強い物語に、いもとようこの柔らかなタッチの絵が加わることで、よりあたたかな絵本に仕上がっています。

引用元:絵本ナビ

いもとようこさんの絵本は、わたしにはちょっと絵が優しすぎて普段あまり読みません。でも、この「賢者のおくりもの」は心からすてきだなぁと思います。子供たちにこの物語を紹介するなら、わたしはいもとさんの絵のほうを選びます。

ツヴェルガーさんの絵のほうもとてもすてきですが、1ページあたりの文字の分量が多いので読み聞かせをするには少しハードルが高いです。

オススメ 賢者のおくりもの

十二支のお節料理

所要時間5分
年の神様は、十二の動物たちを集めて、お節料理の準備を命じました。ひつじは下ごしらえ、さるは料理番、そして来年が干支のとりたちは…。日本のお正月えほんの定番です。『じゅげむ』(クレヨンハウス刊)の作家、川端誠さんが描いた、十二支とお節にまつわる物語。

引用元:絵本ナビ

十二支の動物たちがなぜかお節料理をつくるお話です。でもすっごくきれいで、華やかで、お正月っていいなぁって感じられる絵本なので、ぜひ冬休み前の読み聞かせで読むことをおすすめします。おうちの方にはややプレッシャーかもしれませんが(笑)

【秋の絵本】高学年の読み聞かせにおすすめの絵本

夏のうだるような暑さが和らぎ、秋風が吹き始める頃になると、運動会や遠足、音楽会など楽しいイベントがいっぱい!街も山も紅葉で美しく染まるこの季節には、少し切ないお話も似合います。

ここでは、そんな秋らしい絵本の中から高学年の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。

おんがくかいのよる

所要時間7分
ある満月のばん、どこからか聞こえてくる音楽にさそわれて、歩きだした5ひきのねずみたち。月あかりの下でうたう、かえるたちのすばらしい歌声に感動した5ひきは、ねずみの音楽会を計画しますが……。

引用元:絵本ナビ

5ひきのすてきなねずみシリーズはどれもとても可愛くてすてきです。ほっこりあたたかい気持ちになれる絵本なので、寒くなりだした秋口におすすめです。

きつねにょうぼう

所要時間7分
シッポシッポと雨の降る暮れ方にやって来た、いとしげな若い女。貧乏なひとり者の男は、女の求婚を受け入れますが……。狐女房譚の決定版を、たおやかな語りとイメージ豊かな絵で!

引用元:絵本ナビ

わたしにとって一番読み聞かせづらいのがこれ。理由は、泣いてしまうから。何度も何度も挑戦しているけれど、練習の段階で泣かずにいられたことがなくて、いまだに読めていません。でも今年こそは!絶対に読みたい。秋じゃなくなってもいいから読みたい!

ぽんぽん山の月

所要時間4分
母うさぎが猟師にうたれたとも知らず、子うさぎたちは帰りを待っている。「おなかがすいたよう」その声を聞いたやまんばは……。

引用元:絵本ナビ

切ないです。とても切ない。だけどやまんばが優しいんです。この切なくてあたたかい感じが、秋によく合うなぁと思っています。成長すればするほど、感じるものがある絵本だと思います。

ひがんばな

所要時間4分
曼珠沙華さまざまな名で呼ばれる「ひがんばな」の不思議な生態。

引用元:Amazon.co.jp

彼岸花が咲く田んぼ道を通学してくる子供たちも、意外と彼岸花のことをあまり知らないものなんですよね。わたしは小さい頃からあまりいいイメージをもっていませんでしたが、この本のおかげで少し見る目が変わりました。

いもころがし

所要時間5分
鼻の悪いおしょうさんが、三人の小僧をつれて、修行の集まりに出かけました。 何でもワシのやる通りにせよとおしょうさんは…。

引用元:絵本ナビ

絵本ではありませんが、わたしも子供たちも大好きなので紹介してみました。これまで読んだクラスでウケなかったことがありません。可能であれば、数名で分担しあって読めると最高です。