高学年の読み聞かせガイド

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【戦争と平和】高学年の読み聞かせにおすすめの絵本

わたしが小学生のころは、夏休み中に何度か「登校日」というものがありました。そして、その中の1日は「8月9日」と決まっていました。長崎に原爆が落とされた日です。(地域によっては、8月6日だったり、15日だったりするかもしれません)

その日は、戦争について、そして平和について、みんなで考える平和授業が行われました。

いま子供たちが通っている学校では、そのような取り組みはありません。国語の授業で「ちいちゃんのかげおくり」や「ひとつの花」など戦争を題材にした作品を学ぶくらいのようです。

戦争を知らないわたしたち親世代ができることはなにか?わたしにできることはなにか?と自問しながら、わたしは絵本をとおして平和の尊さを伝えていきたいと思っています。

ここでは、そんな本の中から高学年の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。

せんそうしない

所要時間2分
谷川俊太郎の言葉で語られる戦争への思い、江頭路子の絵の透明な生命力。 人間の知恵はどこにあるのかを、静かに問いかける絵本。

引用元:絵本ナビ

とてもシンプルな詩です。そして、とても美しい絵です。ぜひ読んであげてほしいです。

えんぴつびな

所要時間7分
わたしの宝物は、ちびた鉛筆で作ったおひな様。疎開先で、あばれん坊のシンペイちゃんがくれたものです。でも三人官女の約束をした晩に、シンペイちゃんは空襲で死にました…。

引用元:絵本ナビ

戦争の残酷さをたくさん語るよりも、戦争によってもたらされる別れの悲しみや虚しさ、やるせなさを伝えるほうが、平和を願う気持ちにつながるような気がします。

いわたくんちのおばあちゃん

所要時間10分
家族で、そして学校で。子どもたちといっしょに読み、考えてください。4年生の男の子の目を通して平和と家族の尊さを描く1冊の本。……実話に基づくお話です。

引用元:絵本ナビ

長めのお話なので時間をとってゆっくりと読みたい本です。途中、とてもつらい描写がつづきます。読むのをためらう場面もあるのですが、はまのゆかさんのあたたかい絵が包み込んでくれる。そして最後は胸があつくなって涙をこらえるので精いっぱいになってしまいます。

せかいいちうつくしいぼくの村

所要時間10分
小さなヤモは戦争にいったにいさんのかわりに市場へさくらんぼを売りにでかけます。戦争の中でも明るく力強く生きる人々を描く。

引用元:絵本ナビ

戦争のなかでの人々の暮らしが描かれているにもかかわらず、小林豊さんの絵があまりにも美しいせいか、どこかほのぼのとしたのどかさまで感じてしまいます。ですが最後にどーんときます。その衝撃をきちんと衝撃として受け止められる高学年で読みたい絵本です。

のばら

所要時間9分
二つの国の国境をそれぞれ守っている年寄りと若者の兵隊は、 ふとしたことで仲良くなった。戦争が起きて敵同士になった二人は……。

引用元:絵本ナビ

淡々としたお話なので、低学年の子供たちにはつまらなく感じてしまうかもしれません。高学年の子供たちはどう感じるでしょう?